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初級編!昆虫標本作成講座 -第一回 展足-

先週の金曜日は、ここでも告知していました「初級編!昆虫標本作成講座」の第一回目、展足講座を実施しました。

第一回目の"展足"とは・・・標本にする昆虫(カブトムシ・カミキリムシ等の甲虫類など)の体を専用の板に固定した状態で足や触角などの形を整える。


ということを言います。

昆虫標本作成というと、興味はあるけどつくり方や使用する道具などがわからない。難しそう……という印象を持たれるかもしれませんが、
今回は、なるべく身近な道具(発砲スチロールのトレ―、マチバリ等)を使用し、ご自宅でも直ぐにおこなうことができる昆虫標本作成を実施しました。

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標本を作る際は様々なコツがあり、それを学びながら各自で標本を作成していって貰いました。


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皆さん、初の昆虫標本作成の様でしたが、綺麗な形になっていたと思います!

これは、王道のカブトムシ!
後は、乾燥させるだけの状態です。


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今回の第一回目の標本作成講座では、こちらで予想していた以上に評判が良かったので、
また、同じ様な内容の講座を実施することを検討しています。

今回参加できなかった方でも、興味をお持ちになられたら是非ご参加ください。


今後は、その他色々な講座も検討していますので、今後もチェックして頂けたらと思います。


今週の金曜日、第2回は展翅(主にチョウやトンボ等)を実施致します。

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【2回目】アメリカザリガニが入ってしまった学校ビオトープの改修

更新が遅れ遅れとなってしまっていますが。。。
何とかタイムリーに書いていける様にします!

前回更新しましたアメリカザリガニが入ってしまった学校ビオトープの2回目の改修作業に行ってきました。

水抜きと泥上げをして、池を干してからの作業。。。
と考えていましたが、

作業日の直近に大雨が降ってしまい、水が溜まっている状態になってしまっていました。


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しかし、水底を確認した所ヒビ割れがあり、また前回ポンプで吸うことが大変だった土質も固くなっていましたので、あの猛暑続きである程度の効果はあったのではないかと思っています。


まずは、ポンプで抜ける所まで排水し、その後に深い部分に溜まった泥上げを実施しました。


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作業中、泥から這い出てくるザリガニに関しては、その都度駆除していきました。
前回は、気付くといたる所に出てきていたザリガニでしたが、今回はかなり減っている事が実感できました。
また、大きな個体はほとんど見かけず、未成熟な個体が多く見られました。


ザリガニがほとんど見られなくなった状態になった後に、水際となる部分に地域で取れたセリやミゾソバなどの水草を植栽しました。

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その他、前回にやり残した陸地部分の草刈りや剪定を実施し、一部に開けた空間を創出。

最後に水を入れて、レスキューしていたメダカの放流をしました。

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写真は、水入れ途中のものです。
最後は学校の先生に水を止めて頂いたので最後の画像がない状況で申し訳ありません。

今回のビオトープ改修の最大の課題であったアメリカザリガニの駆除ですが、今回の作業のみでは根絶までには至りませんでした。
岸にザリガニのものと考えられる穴もあり、隠れている個体の駆除は難しく、1年間くらい完全に干すなどの対応が必要であったかもしれません。


しかし、数は確実に減っており、カゴ罠などにより継続的に駆除をしていけば効果は大きいと思っていますので、
この改修で終了ではなく、今後も続けていけることが重要そになってくるかと思います。

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アメリカザリガニが入ってしまった学校ビオトープの改修

今週も小学校のビオトープ改修作業に行って来ました。


前回更新の学校ビオトープでは、外来種のキシュウスズメノヒエが問題となっていましたが、
今回はアメリカザリガニが入ってしまったビオトープの改修作業でした。


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アメリカザリガニは、繁殖力が強く1回の産卵で1000個近い卵を産みます。
目で見て捕まえる事や、カゴ罠による駆除も大事ですが、根本的に根絶しなければまたすぐに増えてしまうのが現状です。


なので今回も、キシュウスズメノヒエの時同様、水を抜き、池を干すことにしました。


まずは、ポンプによる水抜きと泥上げ作業。
アメリカザリガニの卵は、乾燥に強い性質があることから、ここでは泥上げ作業も同時に実施しました。

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その後は、水際付近の斜面が崩れて遮水シートが露出してしまっている部分があることから、岸に簡易的な柳枝工を施し、そこに泥を上げていきました。


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今回は、池を干すことを最優先しましたが、その他の作業として日当たりが良くなる様に剪定作業もしました。


次回は、乾燥した後に実施予定です。

アメリカザリガニが入ってしまうと水草は減り、生きものの多様性もなくなってしまいます。

ここのビオトープでは、トンボの成虫は見るもののヤゴの確認はありませんでした。

今後は、外来種の早期の駆除も大切ですが、持ち込まれない様に看板の設置や学生・周囲への周知に努めたいと思います。


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入門編! 昆虫標本作成講座のご案内

身近な道具(発砲スチロールのトレ―、トレーシングペーパー、マチバリ等)を使用し、ご自宅でも直ぐにおこなうことができる、昆虫標本作成講座のご案内です!

Photo講座は2回に分かれ、
第1回目は、カブトムシや甲虫などの展足講座※1
第2回目は、トンボ・チョウなどの展翅講座※2をおこないます。

Photo_2この講座で昆虫標本作成のコツを学び、ご自身の活動の幅を広げたり、お子さんと一緒にご自宅でつくってはみませんか?

今回は入門編ということで、昆虫標本に興味があるけどつくり方や使用する道具などがわからないな…という方向けの講座です。
こちらの講座は親子でご参加いただけますので、標本作りに興味があるお子さんがいらっしゃいましたら、ぜひご一緒にご参加ください!

※1 展足・・・標本にする昆虫(カブトムシ・カミキリムシ等の甲虫類など)の体を専用の板に固定した状態で足や触角などの形を整える。
※2 展翅・・・標本にする昆虫(トンボ・チョウなど)の翅の形を整え、固定すること


<日時>
・展足講座 :平成25年8月23日(金) 19:00~21:00
・展翅講座 :平成25年8月30日(金) 19:00~21:00

<場所>
人と自然の研究所 (アファンの森財団東京オフィス) 事務所2F
 住所:東京都渋谷区神山町3-4 i.VILLAGE

<定員> 各回 8名

<対象> 昆虫標本作成初心者の方

<参加費(資料代・材料費込み)>
・ビオトープ管理士養成通信講座受講生
               各2,000円(展足・展翅両講座受講の場合は、各1,500円)
・一般          各2,500円(展足・展翅両講座受講の場合は、各2,000円)

<持ち物>
・筆記用具 ・ノート ・カメラ(お持ちであれば) ・ピンセット(お持ちであれば)・昆虫(こちらでご用意しておりますが、標本にしたい昆虫がありましたらご持参ください。)

Photo_3<お申込み・お問い合わせ>
人と自然の研究所(アファンの森東京オフィス)
TEL : 03-5465-2927
e-mail  bio@bio-inste.com

※お申込みの際は、お名前、ご連絡先、当講座を受講している方は受講番号、どちらの講座(展足・展翅)をご希望かをご連絡ください。

皆様のご参加、お待ちしております!!




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2校目

一昨日の更新に引続き、先週行った2校目の小学校ビオトープのことも更新させていただきます。


ここのビオトープは、外来種であるキシュウスズメノヒエが水面が見えないほどに繁茂してしまっていたので、本作業の1週間前に事前作業として、

必要な植物と生きものをレスキューした後に、水を抜いて、水面に出ているキシュウスズメノヒエを刈取っていました。

写真は本作業の開始時です。
水は1週間で溜まってしまいましたが水面は開けています。


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この日の作業内容としては、溜まってしまった水抜き。

キシュウスズメノヒエの残っている根をある程度泥ごと除去。

下に敷いてあるシートに穴を空けてしまう恐れのあるガマの除去。

その他に関しても、繁茂してしまっている水草の除去や
周囲を覆ってしまっている樹木を切り明るい開けた空間を増やしました。

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その他として、ビオトープの土として入れられていた荒木田土がヘドロ化してしまい臭くなってしまっていたので、泥上げ作業もしました。

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作業後は、臭いもなくなり良い状態に戻せたのではないかと思います。

全ての作業が終わり、レスキューしていたメダカやヤゴの放流と水草の植栽をして終了。

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作業後は、この様な状態になりました。
最初の画像と比べていただければ、かなり環境が変わったのがわかっていただけると思います。

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今回は、水面を完全に覆ってしまっていたキシュウスズメノヒエの除去がとても困難であり、根から発生してしまう分に関しては、完全な除去はできていないと考えられ、今後の小学校側でのこまめな管理が重要になってくると思います。


状況によっては、最終手段ではありますが除草剤の使用なども選択肢の一つとして考えなくてはならないかもしれません。


アメリカザリガニなど色々な外来種が問題になっていますが、
今回の様にビオトープに入ってしまった場合に関しても、様々な対応策を検討し確かな知識の元で適切な判断をしなければならないと思っています。

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小学校ビオトープの改修

1学期の出前授業も終わり、小学校は夏休みに入っています。

授業の方はひと段落ということで、今週は埼玉県の小学校でビオトープの改修作業をしていました。


まず1校目は、ビニールシートで覆われたこの様な状態のビオトープの改修を実施しました。

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池は2つに分かれているのですが、一方は地域で活動している方々と一緒に管理作業をしていく予定なので、今回は一方のみ改修作業をしました。


池の底部分が不安定な状態になっていたので、既存のシートを剥がして成形。
その後に新たに遮水シートを被せて赤土を入れました。

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慎重に形を整えた後は、水際に地域で生息している水草を植栽。

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また、ビオトープ池の改修と平行して、池周辺の樹林の管理も実施しました。
木や草などか生い茂ってしまい暗く風の通らない環境になってしまっていたので、池を覆ってしまっていた樹木や実生で育ってしまった樹木の剪定作業、草刈りなどをしました。

写真だとわかりにくいかもしれませんが、作業後はだいぶ明るい環境になり風も通るようになりました。

ほぼ新規造成の様な作業内容となってしまいましたが、今できる最善を尽くせたと思っています。

作業前
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作業後
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今後も丁寧で細やかな管理作業を心がけていきたいと思います。
夏休み中はまだビオトープの改修作業がありますので、また順次状況を更新していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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