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霜柱と土の中

今年の寒さは厳しいですね。
   
   
地球温暖化ってなんだったっけ?なんて、忘れてしまいそうなくらいです。
   
   
私の暮らす東京世田谷では、雪こそ滅多に降りませんが、毎朝花壇に霜柱ができています。
   
   
子供の頃は、霜柱をざくざく踏んで歩くのも冬の楽しみの一つでしたが、最近では霜柱ができるような道は、近所に見かけなくなってしまいました。
   
   
   
   
   
霜柱がどうやってできているか、皆さんはご存知でしょうか?   
   

Photo地表の温度が0℃以下まで冷えると、地表の水分を含んだ土が凍ります。
そして、地中の水分が土の粒子の隙間をストローで吸い上げられるように上がって、冷やされて凍ることを繰り返すと、霜柱ができます。
   
   
砂や、粘土など、土壌の種類によって粒子の細かさが違いますが、関東ロームと呼ばれる関東の土は、実は霜柱のできやすい土なんだそうですよ。
   
   
また、踏み固められた場所では、土が持ち上がりにくく霜柱ができにくいようなので、うちの近所では土が柔らかい花壇でできているのでしょうね。
   
   
   
   
   
では、こんなに地表が冷えていて、土の中で冬眠する虫などは生きていけるのでしょうか。
   
   
でも、毎年春ごろから、虫たちは元気な姿を見せてくれています。
   
   
よく、「土の中は温かいから・・・」なんて聞きますが、本当なんでしょうか?
   
   
実は、地中10cm程の温度は、平均気温に比べて1~2度しか温かくないんだそう。
   
   
では、なんでそんな場所で冬眠なんて・・・と思いますが、さすが虫くんたち。
   
   
なんと、土の中は一日の温度変化が殆どないんです。
   
   
朝晩の冷え込みや、日中の陽射しがきつくても、一日の地中温度の変化は1度前後しかないんですって。
   
   
これなら、冬支度をすませたいきものたちなら、春までの長い冬眠生活を乗り切れるのかもしれませんね。
   
   
また、地中10cmでは夏や冬など年間の温度変化はありますが、地中10~15mになると、年間を通して温度変化がなくなるそうです。
   
   
この地中熱をエネルギーとして利用しようという試みもあるんですよ。
   
   
   
   
   
長い時間をかけてその場の環境に適応し、生き残ってきたいきもの達。
   
   
彼らが暮らす地中には、まだ知られていないことがたくさんあるのかもしれません。
   
   
厳しい冬も乗り越えてきた彼らの暮らしには、まだまだ学べるところがいっぱいありそうですね。
   
   
   
   
   
ホコ
   
   
   

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