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谷戸山公園まつりに出展します!

来る11月27日(日)神奈川県立座間谷戸山公園にて「谷戸山公園まつり」が開催されます。 


当研究所では座間谷戸山公園で毎月現場研修会を行っていますが、ビオトープ管理士として市民の方が楽しみながら自然への理解を深めるきっかけづくりとして、体験型のプログラムを提供します。



Rimg7607_2 当日はドングリ探しをしながら森を知るプログラムや、ミクロの土の中の世界を探検するプログラムを実施する予定です。





Img_2182 また森の資源を活用した「きりん君Ⅱ」のデモンストレーションや人と森とが仲良くなれる紙芝居もあります!




当日はその他にも世代を問わず楽しめるイベントが盛りだくさん!

お餅ややきいもなど秋の恵みを存分にいただける内容となっていますので、ぜひご家族の皆さまでお越しくださいね!


県立座間谷戸山公園HPはこちら

昨年度のポスターチラシ

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青山まつり(つづき)

10月22日(土)、23日(日)は青山まつりに参加し、人と自然の研究所では「土地の記憶プロジェクト」として、青山の街を生きものの視点で見直すためのビオトープワークショップを行いました。

(詳しくは前回ブログ、青山まつりに記載しています)



2日目は青山中学校のビオトープ造成です。


Pa232202 ビオトープを作る上で大切なのは、人の目線で環境の善し悪しを決めるのではなく、生き物の目線ではどんな環境が必要かを考えることです。

午前はしっかり1時間かけて、生き物の気持ちになるにはどうしたらいいのか、講師から参加者の皆さんに話しました。


休憩を挟み、午後はいよいよ造成です。

Imgp0938 中学校敷地内の小さな林の中、何もないところから池型ビオトープを作っていきます。

まずは池部分の土掘りです。

なかなかの力仕事ですが、青山高校の男子生徒の皆さんがこの日も大活躍で、楽しく作業は進みました。

Imgp0947 ある程度池の深さが出てきたら、測量器を使い池の深さや、縁の高さが水平かどうかを確認します。

平らに見えている地面も水平でないことが多いため、水を張る水辺ビオトープの造成には欠かせない作業です。



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根や異物の除去を行った後、シートを被せ、シートの上に赤土を盛って踏み固めていきます。

少しずつ念入りに踏み固め、池の土台は完成です。

Imgp0966 土台が終われば、植栽をしていきます。

セリ、ミゾソバ、サンカクイ、セキショウモなど、多摩川産の水草を使い、どこにどの植物を植えればいいかを考えながら、水際のラインに沿って植え付けます。

植栽を終えれば最後に水を入れて、ビオトープの完成です!    

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左は作業前、右は作業後です。

半日の作業により、あまり日が当たらない林が、生き物のすみかとなる可能性がある水辺へと変わりました。


このように、土地の記憶プロジェクトでは青山の街にビオトープを増やし繋げることで、1つひとつの点を線に、線を面に変え、やがて青山通りを生き物の通える道にすることを目標としています。

地域の人たちや青山に訪れる人達と一緒に、都会に暮らす小さな命のことを考えていける貴重な場です。

ご興味を持って下さった方は、ぜひ来年は青山まつりやワークショップに遊びにいらして下さい。

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青山まつり

10月22日(土)、23日(日)は青山まつりに参加させていただきました!

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青山通りを起点とした四つの商店会が地域活性のために協力し合い、長年に渡って取り組まれてきた青山まつり。

今年は「よみがえれ日本」をテーマに、東北各県の復興への願いを込めた「復興祈願 青山ワールドパレード」や「復興支援 青山ワールドマーケット」なども行われ、出展団体の数も、商店会の皆さんの活気も例年以上です。

人と自然の研究所では、「土地の記憶プロジェクト」として、青山の街を生きものの視点で見直すためのビオトープワークショップを行い、商店会の方や地域の方、企業の方、学生や子ども達など、多様な方々にご参加いただきました。

 

土地の記憶プロジェクトは今年で3年目、一昨年は青山小学校、昨年は青山高等学校で池型のビオトープを作りました。

青山まつりの2日間では、それら2つのビオトープの観察や改修、そして青山中学校の新たなビオトープの造成を行います。

2日間の内容・様子をお伝えするため、1日目、2日目と2回のブログに分けてご紹介したいと思います!

1日目の午前は青山小学校のビオトープの改修です。

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このビオトープでは、子どもの踏み込みによりシートの下の土が踏み固められ、土手が下がってしまったことにより、水が外に流れ、池に水が溜まらなくなってしまいました。

池全体が浅くなってしまうと、水の管理が大変な上に、草が生えやすくこまめな草抜きも必要です。

さらに、暮らせる生きものも減ってしまいます。そこで、これらを改善させるための改修作業を行います。

Pa222145_2 目的や内容の説明後、小学校に移動し、作業を始めます。
昨年・一昨年に続き、(株)リコーの社員の皆さんが、雨の中大活躍でした。


池を支えているシートの縁をめくり上げ、土をシートの下に詰め込むことで、土手の高さをあげ、池の深さを取り戻します。

また、水草が池全体を被っていたため、水草が生えている部分と開けている部分ができるよう程良く間引きました。

こうすることで、小さな面積の中にも単一でない環境ができ、やって来る生き物も変わります。

抜いた水草は捨てるわけではなく、青山高等学校、青山中学校のビオトープの植栽に使います。

午後は青山高等学校のビオトープでの補植です。

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青山高等学校のビオトープは昨年造成してから水草の育ちがあまり良くありません。

そのため、青山小学校での作業時に抜いた水草を利用して、植栽を行いました。

種類は、セリ、ミゾソバ、サンカクイ、セキショウモなど、すべて多摩川産の水草です。

 

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講師の説明を聞いた後、早速作業をはじめ、今度こそよく育つように、しっかりと根を植え付けました。


参加者の多くは青山高等学校の男子学生の皆さんでした。


今回自分達で手を入れたことで、今後も登下校時などにビオトープを気にかけて下さるのではと、期待してしまいます。


2日目に続きます

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冬支度

前回のブログで、タンポポの冬支度のことに触れました。

   

Img_9610 葉を地面に接するように伸ばして越冬するのですが、ちょうど、そんなタンポポを見かけました。

   

このようなタンポポの姿を、ロゼットと言います。

   

都会では、よくタンポポがコンクリートの隙間から生えているのを目にしますが、写真のような光を競合する相手がいない場所であれば、この時期でも光合成をして栄養を蓄えることができるんですね。

   
   
   

冬支度をするのは、もちろん植物ばかりではありません。

   

Img_22511 近所の公園では、葉の間に身を寄せる、シロホシテントウを見かけました。

   

昆虫は卵や蛹などで越冬する種が多いですが、テントウムシは成虫で越冬するものが多いです。

   

このように、物陰で身を寄せ合って集団で越冬します。

   

休眠する個体もいますが、中には、冬の晴れた日に日向ぼっこするものもいます。

   

成虫で越冬したテントウムシの産卵は、餌となるアブラムシが活動を始める春先に行われます。

   

そして、アブラムシを食べて育ったテントウムシの幼虫は、晩春には成虫へと成長できるのです。

   

進化の過程でテントウムシの選択した戦略が、成虫越冬だったのでしょうね。

   
   
   

さて、週明け頃から寒くなるようです。

   

人間のみなさん、冬支度は整っていますか?

   
   

ホコ

   
   

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