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「森を歩く」

この言葉は、森に親しみ、国民にかつてのような森とのきずなを取り戻してもらおうとの思いで決められた、国際森林年のテーマです。

2011年は国連が定めた国際森林年

もう、今年も2/3が過ぎましたが、森を歩いたり、森を感じたりすることはありましたか?

   

そもそも、国際森林年とは、「森林の持続可能な開発に関する意識を高める」事を目的に定められました。

ちょっと分かりにくいですが、要するに、森林を活用しながら未来に残していこうということでしょうか。

少し森林について考えてみましょう。

   

まずは、森林の持つ役割、機能について軽く説明します。

主なものとしては、降水の浄化、洪水の防止、山崩れの防止などがあげられます。

また森林は、木材の生産の場であり、様々な生きものの生活の場でもあります。

今回の台風12号では、土砂崩れや堤防の決壊などで多くの被害が出てしまいましたが、森林がなければ、さらなる被害が出てしまった可能性もあります。

健全な森林がはぐくんだ土壌が雨を吸収することで、急な雨水の流出を防ぎ、また、森の木々が根を張ることで、緩くなった地盤が崩れ出すのを食い止めているのです。

   

日本は、国土の約2/3が森林という、「森林大国」です。

Photo それなのに、国内で使用する木材の約7割は、他の国から輸入しています。

他国の木材が安価だからといって、森林資源を多くもつ日本が輸入材に頼る事は、地球規模で進む森林破壊の原因のひとつにもなっています。

そして、このまま日本の林業が衰退し続けると、放置された人工林が今以上に増え、先程あげたような本来の森林の機能を維持できない、荒れた森林ばかりになってしまいます。

そうなれば、洪水や山崩れなどが増えてしまうかもしれません。

では、日本の森を守るためには、どうしたらいいのでしょうか。

   

私達にもできることがあります。

それは、消費者として日本の国産材を使用した製品を選ぶこと。

国は、国産材を使用した製品に「木づかいサイクルマーク」、「3.9グリーンスタイルマーク」などのロゴをつけています。

また、ボランティアで参加できる間伐などの森の保全作業に参加する、もしくは、そのような森を守り、再生している団体を寄付などで支援することも、日本の森を守ることにつながります。

そして、何よりも、森を歩きましょう!

皆さんが森を知って、森に親しむことこそが、森を守るための第一歩なんです。

   
   

ホコ

   

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