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アファンの森トンボ成虫・幼虫調査

5月25、26日の二日間、長野県の黒姫にある「C.W.ニコル・アファンの森財団」の森に、トンボの成虫と幼虫(ヤゴ)の調査に行ってきました。

去年までは、春夏と秋冬の年2回、アファンの森と近隣の鳥居川で水生生物調査を行ってきましたが、今年は5月から毎月1回、トンボに絞って調査を行っていく予定で、今回はその初回調査でした。

   

なぜトンボなの?と思われる方もいらっしゃるかと思います。

それは、トンボは種によって好む環境に違いがあり、それが比較的解明されているからなんです。

そして、幼虫期は水中で過ごし、成虫になると陸に上がり、繁殖はまた水辺で行うという生活サイクルをもっているため、水域と陸域の複合的な環境の評価がしやすいのです。

ですから、トンボの調査を行うことでアファンの森をはじめ、黒姫にどのようなビオトープがあるか、または無いかを、実際に利用している生きものの目線で読みとることができます。

そして、確認できたビオトープには、トンボ以外にも様々な生きものが関わり合いながら暮らしているということが見えてくるのです。

   

今回はアファンの森の他に、周辺の水辺でも調査を行いました。

成虫調査は捕虫網を使用したり、目視で行い、幼虫調査はタモ網で捕獲して行いました。

雨こそ降りませんでしたが、気温は高くなく、全体的にまだ活発に飛んでいる成虫は少なかったですが、ヤゴは多種確認できたので、これからの成虫調査が楽しみです。

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写真は左上からニホンカワトンボのヤゴ、タカネトンボのヤゴ、前から見たシオヤトンボ、アジアイトトンボ(メス)です。   

これから10月頃まで調査を続けていき、黒姫に暮らす生きものにとってアファンの森がどのような場所であるか、そして、さらに多様性に富んだ生物が暮らせるようにするためにはどのように管理したらいいかなど、調査結果から見えてくるものをしっかりと捉えていきたいと思います。

   
   

ホコ

   
   

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