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今は、消費のチカラ

一人の日本人として、ビオトープ管理士として、今何ができるか。
   
被災された方々が、今何を必要としているのか。
   
ずっと考えていました。
   
   
都内では、計画停電や買い占めによる品不足などの混乱もだいぶ落ち着き、だんだんと普段の生活に戻りつつあります。
   
それと同時に、都心で暮らす私たちはこんなにも各地の生産力に支えられていたんだ、と改めて気づきました。
   
昔の人々は、人が文化的に生きていくために必要とされる「衣食住」を、周囲の自然を自らの手で加工して作り出していました。
   
でも、大量生産、大量輸送が可能になった現代では、コストを低く抑えられる場所で生産し、全国各地へ輸送するというように効率化が図られ、以前のように集落のような小さなまとまりでの暮らしは放棄されていったのです。
   
その結果、東京のような都心で暮らす人々の便利な暮らしは、ほとんど地方の力によってまかなわれています。
   
ですから今回のように、工場、漁場、農地などの生産の場がたくさんある地域が稼働できなくなることで、都心に暮らす私たちの生活はこんなにも不安定になってしまうんですね。
   
   
でも、被災後も、生産活動を続けてくれている被災地の方がたくさんいます。
   
そしてそれを受けて、スーパーで東北や北関東の食品のコーナーを作って販売したり、自粛ムードを解消して東北や北関東の商品を買い求めるなど、「消費のチカラ」で被災者の方々を支えようとする消費者の活動が広まってきています。
   
私は、日本の強さを改めて強く感じました。
   
もちろん、チャリティや、募金なども尊い活動ですが、5年後、10年後と現状の支援を維持していくには、多くの人が金銭的に続かないと思います。
   
ですから被災地の方々が一日も早く力を出せるように、小さくても毎日の「消費のチカラ」で支えていくことが、長期化が予想される復興への持続的な支援に繋がると考えました。
   
   
そして、今後復興を進めていく上できっと、ビオトープ管理士の力が必要になってくると思います。
   
ビオトープ管理士には「自然」と、そこを生活の場として利用する「人間」の間に立って、どちらにとっても良くなるようにお互いのことを伝え、最良の方向に導くという中間管理職のような役割もあります。
   
被災地は、生きものと密接に関わる職業の方が多い地域ですから、安全なことはもちろん、生きものと共生していける町に、一日も早く復興していかなければなりません。
   
ですからビオトープ管理士の皆さん、または、生きものや生態系に興味をお持ちの方も、正しいビオトープの知識をどんどん身につけ、被災地を以前のように、またそれ以上に生きものと共生できる町にしていけるよう、みんなで頑張りましょう!
   
   
   
ホコ
   
   
   

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