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地球のことを考えて行動する日

4月22日は、「地球の事を考えて行動する日、アースデイ」
   
   
私たち人と自然の研究所も、4月23、24日に代々木公園で行われる「アースデイ東京2011」に出展します。
   
今回、人と自然の研究所は、「アースデイ・フォレスト」ブースのすぐ側にあります。
   
Sp4170005そこでは小中学校や企業と行う、ビオトープを活用した自然再生の活動などを紹介します。また、地球にも人にも優しいシャンプーや石けんの販売なども行っていますので、皆様ぜひお立ち寄り下さい!
   
   
また、2011年は国連が定める「国際森林年」です。
   
「アースデイ・フォレスト」ブースでは、日本の森の現状を知り、アクションを提案するパネル展示が行われます。
   
また、人と自然の研究所が東京事務局を務めるアファンの森財団の理事長であり、アースデイの実行委員長であるC.W.ニコル氏が監修するレストラン「C.W.ニコルのフォレストキッチン」では、鹿肉を使ったキーマカレー、ハンバーガーなどが食べられます!
   
これには、シカが希少な植物なども食べてしまい、森の生物多様性が失われている場所もあるので、「シカを食べて、日本の森を守りましょう!」という意味があります。
   
以前私もニコルさんのシカ料理をいただきましたが、本当に柔らかくて美味しいお肉でした!
   
皆さんもぜひ食べに来てください!
   
   
日本という島国で、私たちは今後どのように地球と向きあっていったらいいのでしょうか。
   
今回の震災で、エネルギー問題や、放射能汚染の問題、また生産地が被災したことでの品不足の問題など、様々な課題に多くの人が気づかされたと思います。
   
それを踏まえ、私たち一人ひとりが、ちゃんと考えて行動を起こしていくための足がかりとなるようなイベントにしていきましょう。
   
   
   
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<アースデイ東京2011>  
   
   
■日時 2011年4月23日[土]~24日[日]10時~
   
■会場 代々木公園・他
   
■URL   http://www.earthday-tokyo.org/
   
   
   

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今は、消費のチカラ

一人の日本人として、ビオトープ管理士として、今何ができるか。
   
被災された方々が、今何を必要としているのか。
   
ずっと考えていました。
   
   
都内では、計画停電や買い占めによる品不足などの混乱もだいぶ落ち着き、だんだんと普段の生活に戻りつつあります。
   
それと同時に、都心で暮らす私たちはこんなにも各地の生産力に支えられていたんだ、と改めて気づきました。
   
昔の人々は、人が文化的に生きていくために必要とされる「衣食住」を、周囲の自然を自らの手で加工して作り出していました。
   
でも、大量生産、大量輸送が可能になった現代では、コストを低く抑えられる場所で生産し、全国各地へ輸送するというように効率化が図られ、以前のように集落のような小さなまとまりでの暮らしは放棄されていったのです。
   
その結果、東京のような都心で暮らす人々の便利な暮らしは、ほとんど地方の力によってまかなわれています。
   
ですから今回のように、工場、漁場、農地などの生産の場がたくさんある地域が稼働できなくなることで、都心に暮らす私たちの生活はこんなにも不安定になってしまうんですね。
   
   
でも、被災後も、生産活動を続けてくれている被災地の方がたくさんいます。
   
そしてそれを受けて、スーパーで東北や北関東の食品のコーナーを作って販売したり、自粛ムードを解消して東北や北関東の商品を買い求めるなど、「消費のチカラ」で被災者の方々を支えようとする消費者の活動が広まってきています。
   
私は、日本の強さを改めて強く感じました。
   
もちろん、チャリティや、募金なども尊い活動ですが、5年後、10年後と現状の支援を維持していくには、多くの人が金銭的に続かないと思います。
   
ですから被災地の方々が一日も早く力を出せるように、小さくても毎日の「消費のチカラ」で支えていくことが、長期化が予想される復興への持続的な支援に繋がると考えました。
   
   
そして、今後復興を進めていく上できっと、ビオトープ管理士の力が必要になってくると思います。
   
ビオトープ管理士には「自然」と、そこを生活の場として利用する「人間」の間に立って、どちらにとっても良くなるようにお互いのことを伝え、最良の方向に導くという中間管理職のような役割もあります。
   
被災地は、生きものと密接に関わる職業の方が多い地域ですから、安全なことはもちろん、生きものと共生していける町に、一日も早く復興していかなければなりません。
   
ですからビオトープ管理士の皆さん、または、生きものや生態系に興味をお持ちの方も、正しいビオトープの知識をどんどん身につけ、被災地を以前のように、またそれ以上に生きものと共生できる町にしていけるよう、みんなで頑張りましょう!
   
   
   
ホコ
   
   
   

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ボランティア報告~被災地を訪れて~

こんにちは。人と自然の研究所の平山と申します。

この度の東北地方太平洋沖地震において、犠牲になられた皆さまのご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。

そんな未曾有の震災が起きてから1ヶ月が経ちましたが、実は328日から4日間ほど、私はボランティアで宮城県気仙沼市と岩手県陸前高田市を訪れ、3箇所の避難所をまわり、炊き出しを行ってきました。
今回はそこで見てきた現地の様子を報告させていただきます。


被害の状況は、実際にこの目で見てみると、想像を絶するものでした。

大きな町に限らず小さな集落までも、全てが津波でめちゃくちゃにされてしまっているのです。大きな町では、車で内陸の方へ向っても一向にその景色は変わらず、目を背けたくなるほどです。

まるで映画のセットを見ているようで、現実と受け止める方が難しいくらいでした。

しかしながら、私は現地の元々の姿を知っているわけではありません。
どれだけ美しい町だったのか。どれだけ賑わい、活気のある町だったのか。
それを知っている人のショックの大きさというのは、計り知れません。


現地の状況は様々でした。

物資の行き渡り方は避難所ごとに違い、物資が十分でないところでは、豚汁用の大根でさえ、久々に見て感動したとおっしゃる方がいたぐらいです。

しかし、訪れた避難所には全てプロパンガスが入ってきており、給水車で水も最低限間に合っている状況でした。発電機が一部入っている避難所もありました。ガソリンについても、車で1時間程度行けば5分並んで手に入るような状況に少しずつなってきていました。


しかし、他の場所にボランティアに行った方に聞くと、まだまだガソリンが不足している場所もあれば、3食食べることがまだできていないという場所もあるそうです。 また、その状況も日々刻々と変わっています。

被災地は広範囲に広がり、避難所は本当に数多く存在していると思いますが、困っていること、不足している物、必要としている支援はそれぞれの場所やタイミングで違い、それがちゃんと把握できなければ、本当に必要な支援はできないのだと実感しました。


全ての人に書いてもらうことはできませんでしたが、避難所に「支援要望ノート」を渡し、好きなように記入してもらいました。様々な要望がある中で多かったのは、「継続的な支援」です。

家をなくされた方は、仮設住宅に移れるとしても半年やそれ以上かかる可能性もあります。そして移れたとしても、仕事を失った方が多く、将来に非常に大きな不安を抱えています。ですから、今は東北を向いてくれている日本中の方々の気持ちが離れ、支援が滞ってしまうことが一番心配なのだと思います。

そうならないよう、私たちはこれからも常に現地の状況を考えながら、様々なかたちで継続的な支援を行っていく必要があるのだと思います。


また、個人的ではありますが、今回のボランティアでは避難所の人たちとつながりができたことも大きかったと思っています。直接会って、話して、思いを知って、つながりができたことが、「どうしてもあの人たちのために何かしてあげたい」という力や、「応援してくれる人がいるのだから頑張ろう」という気持ちを生むのではないかと思うからです。

もちろん、誰しもが現地に行くことはできませんが、「つながる」ということが大きな力になることを、改めて感じました。

私は、直接会ってつながった人たちを中心に、これからも何ができるか考え、息の長い支援を続けていきたいと思っています。

人と自然の研究所

平山

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