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傷ついた野生動物を救う!~野生動物レスキューセミナー~

あなたは、傷ついた野生動物に遭遇したことがありますか?
   
   
油汚染事故で油まみれになっている水鳥や、空が映ったビルを空と勘違いして激突してしまった野鳥のことなど、テレビのニュースなどで報じられる事があります。
   
そんな私たち人間のせいで傷ついてしまう野生動物の話は、皆さんも見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?
   
   
私たちの日常生活で一番遭遇する確率の高い怪我をした野生動物は、野鳥です。
   
Pb160083 そんな傷を負った野鳥に遭遇した時に、正しい鳥獣救護の考え方をもって適切に対処し、無事に野生復帰させるための知識と技術を学べるのが、今回の野生動物レスキューセミナーです。
   
これまでに3回開催し、毎回大変ご好評をいただいております。
   
   
Pb160020cs講師には、野生動物の救護や治療に関して業界の第一人者である獣医師・森田正治先生をお迎えし、特別講座を行っていただきます。
   
 
この講義を受けて、あなたも傷ついた鳥たちの命を守るバードレスキューとして活躍してみませんか。
   

ホコ
   
      
   
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
   
   
   
<野生動物レスキューセミナー>
   
   
日  時:2010年12月12日(日)  9:25~17:30

講義内容:1,「野生動物保護概論」
        2,「鳥のからだ」
       3,「初期の手当て」
       4,「ケアから野生復帰まで」
       5,「野生動物保護の法律」
       6, 鳥の遺体を使っての実習

受 講 料:12,000円(学生10,000円)

※一度受講されている方は、6,000円で再受講が可能です。
 ただし、新規受講の方を優先させていただきますので、予めご了承下さい。

定  員:12名

会  場:人と自然の研究所 2Fセミナールーム
     〒150-0047 東京都渋谷区神山町3-4 i.VILLAGE
     http://www.bio-inste.com/profile.htm#access

持  物:白衣(無ければ作業着等でも可)、筆記用具

懇 親 会:セミナー終了後(希望者のみ。飲み物等は実費。当日のご連絡で可)

申し込み:人と自然の研究所まで、
     【住所・氏名・年齢・電話番号・職業(学生は学部学科まで)】
     をご連絡下さい。手続きについてはこちらから追ってご連絡いたします。

最終締切:12月6日(月)
     ※定員になり次第締め切り、以降はキャンセル待ちとさせていただきます。

講  師:森田正治
     森田動物病院 院長
     NPO法人 道東動物・自然研究所 理事長
     附属:道東野生動物保護センター長

主  催:人と自然の研究所 (有)カルティベイトカンパニー
     〒150-0047 東京都渋谷区神山町3-4 i.VILLAGE
     TEL 03-5465-2927  FAX 03-5465-2939
          Mail bio@bio-inste.com

   

お申し込みお待ちしております!

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「伝える」~谷戸山公園まつりに参加します!~

人と自然の研究所現場研修会のフィールドとして利用させていただいている、神奈川県立座間谷戸山公園で今月28日に行われる谷戸山公園まつりに、人と自然の研究所の「ビオトープ研修生」もブースを出させていただくことになりました!

   

Pb060040 今回主にブースに立つのは、現場研修会に参加している研修生。

ビオトープ管理士」を目指して学ぶ、人と自然の研究所の受講生の皆さんです。

   

ある人は、「ビオトープ管理士」のことを、自然と人間の中間管理職なんて言っていました。

つまり、とある場所の自然と、そこを生活の場として利用する人々の間に立って、どちらにとっても良くなるようにお互いのことを伝え、最良の方向に導くという役割を、「ビオトープ管理士」は担っているということです。

そんな「ビオトープ管理士」にとって、「伝える」ということは、とても重要なことなのです。

   

Pb060038 ということで、今回のテーマは「伝える」です。

私たちのブースでは、研修生達が考えたプログラムを行います。

   

Simg_8144 かつてこの地にたくさんあった里山の環境を復元・再生し、自然観察ができるようにとつくられた谷戸山公園。

公園のことや、毎月の研修会で行っている活動などを紹介しながら、参加してくれた方に「私たちも管理活動をやってみたい!」と思っていただけるような、楽しく学べるプログラムを考えています。

普段この公園を利用する地域の方に、まずは里山環境の大切さや、維持管理することで得られる里山の恵みのことなどが伝わるよう、研修生達もはりきっています!

   

公園の一大イベントである谷戸山公園まつりは、毎年秋の収穫を祝う多くの人で賑わうとのこと。

公園の田んぼで収穫されたお米で作ったお餅、釜で焼くピザやバームクーヘンなどもある他、普段この公園をフィールドとして活動している団体の企画など盛りだくさんなお祭りです。

   

ぜひ、皆さんも遊びにきてくださいね!

   
   

ホコ

   

<谷戸山公園まつり>

場所:神奈川県立谷戸山公園(小田急線座間駅または、相武台前駅から徒歩約15分)

日時:2010年11月28日(日) 10時~

詳細は こちら! 

   
   
   

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子ども達と考える「生きものの気持ち」

先月のことですが、都内の小学校の池型ビオトープ改修の授業に参加しました。
 
ビオトープの現状を知った子ども達が、話し合いをして、今回ビオトープの改修作業をすることになりました。
 
 
子ども達が改修を必要と感じ、行った作業は、主にこの2点。
 
①植物がビオトープの水面を覆ってしまっているので、繁茂しすぎた部分を根元から切り取る。
 
②表面の土がはがれて遮水シートが見えてしまっている部分があるので、土をかぶせるなどして補修する。
 
 
皆さんは、どうしてこの作業が必要なのか、わかりますか?
 
この作業をしないと、困ってしまう生きものがいるんです。
 
では、どんな生きものが困ってしまうんでしょう?
 
 
子ども達は、ちゃぁんと知っているんです。
 
 
Img_7696 まず①で困ってしまうのは、水辺を必要とする飛翔性の生きものです。
 
例えばあるトンボは、反射してキラキラ光る水面を飛びながら探し、水面で産卵します。
 
ですから、植物が水面を覆ってしまっては、水辺を見つけられません。
 
 
次に②ですが、まず遮水シートとは、ビオトープの水が漏れるのを防ぐため底土の下に敷くシートです。
 
Img_7715そのシートに穴が開いてしまえば、ビオトープの水が枯れてしまう可能性も出てきます。
 
それでは、ビオトープに暮らすメダカやヤゴなど、すべての生きものが困ってしまいます・・・。
 
今回は、土を被せたあとに校内に生えているカタバミなどの植物を移植し、被せた土が崩れにくいよう補強しました。
 
 
このように、一度人間が改変した(つくった)自然は、ある程度人間が管理を続けていかないと、その環境を保つことができないのです。
 
 
子ども達は、学校にあるビオトープを毎日見ていて、そのことをちゃんと感じてくれているようです。
 
 
作業を終えたあと、子ども達と片づけをしていたら、さっそくナツアカネが産卵に訪れてくれました。
 
子ども達は喜びながらも、静かに見守っていました。
 
 
生きものの暮らしやすい環境を生きものの視点で整えてあげれば、生きもの達はきっと、今回のナツアカネのように答えてくれるはずです。
 
ですから私たちが暮らす街も、人間が暮らしやすいだけじゃなく、生きものの気持ちになって彼らの暮らしやすい環境を増やしていければ、困っている生きもの達が減り、生きものの多様性に富んだ街づくりにもつながると思います。
 
もっと、彼らの声に耳を傾けていきたいですね。
 
 
 
ホコ
 
 
 

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青山まつり ビオトープワークショップ

以前、このブログでもご案内しましたが、10月23,24日に、青山まつりビオトープワークショップを行いました。
   
Rimg0215展示用ビオトープによるビオトープの説明や、青山小学校ビオトープで見つかったヤゴの展示の他に、23日は青山小学校に作った3つのビオトープの観察ツアー、24日は青山高校で池型ビオトープの造成を行いました。
   
   

 
P1060295こんな大都会の青山にも、実は生きもの達が暮らしていた事に驚く方もいましたが、「そういえば、近所の公園でトンボ飛んでたな~」なんて、今まで気にしていなかった身近な生きものたちに目を向けてもらえるいい機会になったようで、お客さんの楽しいお話も色々と聞けました。
 
初日はお天気も良く、午前中にはアキアカネも飛んでいて、手に乗せて観察などもできました。 
 

P1060357ツアーは地域の方や、青山高校の学生さんなども参加してくれました!
   
ビオトープって何?という ところから、どんな生きものが暮らしているのか、その生きものの気持ちになって見ると街の自然はどんなふうに見えるかなど、色々な事を伝えることが出来たのではないでしょうか。
   
   
青山高校でのビオトープの造成は、青山高校の学生さんや、ビオトープワークショップに協賛してくれている株式会社リコーのボランティアの方々、遊びに来てくれた小さいお子さんなど、多くの方が参加してくれました!
   
   
造成に入る前にまずは、青山通りを生きものの通える道にするため、「青山に暮らす生きもの達の拠点になるようなビオトープをつくろう!」というコンセプトを参加者に知ってもらいます。
   
Rimg0236 そして作業は、まずは土台となる土を入れて踏み固め、測量して池の形を整え、遮水シートを敷き、今度は水底となる土を入れて踏み固め、水際がどこになるのかを確認してから水草を植え付け、水を入れて完成です! 
   

土手が崩れてしまわないよう池の形や傾斜などを考えたり、自分では移動出来ない植物が暮らしやすいよう水草を植える場所を考えたりと、常に生きものの気持ちになって考えることがビオトープを造るうえでとても大切なんです。
   
   
Rimg0246 当日は、水を入れている時に雨が降り始めましたが、最後は残ってくれた方達とメダカを放流しました。
   
参加してくれた皆さん、ありがとうございました!
   
   
   

青山通りを生きものも通える道にしていこう!と始まった、ビオトープワークショップ。
   
Rimg0220街路樹や、公園など、都心では比較的「緑」の多い街ですが、人間の視点からだけでなく、生きものにとっても暮らしやすい街になるよう、これからも地域の方たちとビオトープを活用したまちづくりを進めていきたいと思います。
   
   
   
ホコ
   
   
   

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