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すずむしの里として村おこし!

今月8日、長野県にある松川村という村で、珍しい条例が可決されました。
 
村のマスコットをスズムシとし、スズムシを通して地域の活性化に取り組んでいる村で、9月8日に「安曇野松川村すずむし保護条例」が可決されたのです。
 
この条例では、スズムシが生息、増殖できる環境保全に必要な施策を講じることは村の責務と位置づけ、村全域を保護区域とし、捕獲を原則禁止にするなど、全国に誇る「すずむしの里」づくりを進めることを目的としています。
 
この条例の制定で、スズムシと共生する自然環境豊かな村と、そこで生産した安心安全な農産物をアピールする狙いがあるようです。
 
全国的に見ても、スズムシの保護条例は珍しく、村おこしに一役買うかもしれませんね。
 
 

   
生きものの保護条例は、希少生物とされる生きものや、観光の目玉となるホタルなどのものがあります。
 
しかしホタルの場合、他地域から移入したり、養殖で増やしたりなど、本当の意味での保護が行われていない場所もあるようです。
 
暮らせる環境が整っていない場所に放たれたホタルにとっては、迷惑な事ですよね。
 
元々そこに暮らしていた生きものならば、彼らの暮らせる環境を取り戻してあげれば、時間はかかるかもしれませんが、戻ってきてくれるはずなのに・・・。
 
 

   
スズムシは繁った草むらに暮らし、草木の葉や小昆虫の死骸等を食べ、産卵は土の中にします。しかし、農薬の影響や乱獲で一時、数を減らしていました。

そこで松川村は、農薬の使用を減らすなどして、数の減ってしまったスズムシを保護し、増えてきているといいます。
 
 
しかし一方で、松川村ではスズムシを人工飼育して全国配送する活動もあるようで、これが遺伝子汚染の原因にもなりかねません。
 
 
これからは保護の拠点として、まずはスズムシが暮らせる環境を整えることで、スズムシを増やし、それを全国配送するのではなく、逆に人々に見に来てもらう事などで村おこしとして成功するよう、期待したいです。
 

  
ホコ
 
 
※松川村のスズムシは、2004年に発行された長野県版レッドデータブックで「絶滅のおそれがある地域個体群」に指定されています。
 
 

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