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物足りない!?

Simg_1076 梅雨が明けましたね!
   
でも、今年はまだ、セミの鳴き声が少ない気がしませんか?
   
先日、近所の公園に散歩に行った時、セミの幼虫が空けたと思われる穴は、地面に確認できたんですが、羽化殻はほとんど見つけられませんでした。
   
先に子ども達に取られちゃったのかな?
   
   
すでに猛暑日は続いていますが、都内ではセミの鳴き声はそれほど聞こえてきません。
   
もっとセミたちの声を聞かないと夏本番!という感じがしなくて、物足りないと思うのは私だけでしょうか?
   
   
東京は今年、雨が少なかったからかな?今年の5、6月の降水量は、昨年の半分ほどだったようです。地面が固くて出られないのでしょうか?
 
Simg_1114 幼虫が暮らす土の上に、建物や道路ができたりして、幼虫が地上に出られなくなってしまったのでしょうか?
   
セミは木に卵を産みつけます。それぞれ種によって、産卵するための樹種に好みがあるようなので、好む木が減ってしまったのでしょうか?
   
それとも、今年成虫になるセミの親が産卵した数年前の夏が、種によっては成虫の暮らしにくい気候だったのかも・・・。
   
   
色々考えてしまいますが、まだまだ夏は始まったばかり。きっと、これからですよね。
   
早く、「暑苦しい~」と思うくらいのセミたちの声を聞きたいものです。
   
   
   
ホコ
   
   
   

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仲間が増えました!

先週の金曜日、歓迎会をしました。
   
人と自然の研究所に、スタッフが一人増えたんです。
   
仲間が増えたことで、私たち人と自然の研究所もさらに、活動の場を増やしていきます!
   
私たちの行う、生きものの視点での自然再生活動が、より多くの人に広まって、各地の生物多様性がとり戻せるように、また、ビオトープ管理士の活躍できる場をもっと拡げるために、日々努力していきます。
   
   
名古屋でのCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)まで、あと3ヶ月。
   
今後、ますます生物多様性への注目が高まっていくと思います。
   
皆さんが住む地域でも生物多様性が豊かになるように、これをきっかけに、まずは身近な生きものや生きもの同士のつながりについて、“知る”ところから始めてみてはいかがでしょうか?
   
もっとしっかり学んでみたい!などと興味をもたれた方には、「ビオトープ管理者養成通信講座」もあります。講座資料をお送りすることも出来ますので、お気軽にお問い合わせ下さいね!
   
人と自然の研究所  TEL:03-5465-2927
   
   
   
   
ホコ
   
   
   

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都内のゲンゴロウ、絶滅・・・。

昨日、こんな悲しいニュースが流れてしまいました。
   
都が12年ぶりに改訂した「東京都レッドリスト2010年版」ではゲンゴロウは“絶滅種”に指定されました。
   
「田んぼなど湿地が減り、湖沼の環境が悪化したため」と、理由にあげられています。
   
   
かつてはタガメとならび、田んぼの代表種として、全国の池沼や水田で見られていたゲンゴロウですが、近年各地で姿が見られなくなってしまっているのです。
   
   
ゲンゴロウの体長は34~42mmもあり、日本のゲンゴロウ類では最大種です。
   
Img_2734 後ろ足が長く、水中を素早く泳ぎ回ることができ、魚や水生昆虫類などを捕らえて食べています。繁殖は、水草の茎などをあごで削って卵を産み付け、孵化後、幼虫はしばらくの間水中で過ごします。その後、上陸して土の中で蛹となり、羽化し、成虫となります。
   
   
ということは、ゲンゴロウが子孫を残して暮らし続けていくためには、魚や水生昆虫が豊富で、岸には蛹になるための土があり、産卵に必要な水草に十分な光が行き届くような水深の浅い水辺が必要となります。
   
都内には、上記のような水辺、確かに減っているのではないでしょうか。
   
水辺はあっても、人間が管理しやすいよう、コンクリートで護岸されていて、水草も水生昆虫も少ないところが多いと思われます。
   
   
このような水辺環境の整備による改変、さらに、水田での農薬の使用やブラックバスなどの外来種の移入、また、飼育を希望する人々の乱獲などにより、ゲンゴロウはその数を減らしてしまっています。
   
養殖、放流などで増やそうという試みもあるようですが、減少した原因から学ばなければ、減少し続けるゲンゴロウを守ることはできません。
   
魚や水生昆虫が豊富で、護岸されていない、水草の生えた浅い水辺というような、ゲンゴロウが暮らせる環境が整っていなければ、餌不足や繁殖場所の減少により、今よりも増やす事は望めないのです。
   
   
これ以上、各地でゲンゴロウが“絶滅種”とならないよう、まずはゲンゴロウの暮らしやすい、餌や水草の豊富な水辺環境を整えてあげる事が、早急に求められています。
   
ゲンゴロウの暮らしやすい水辺環境を増やす事は、ゲンゴロウだけでなく、水辺で暮らす他の生きものにはもちろん、さらにその生きものを餌とする多くの生きものを守ることにも、繋がっていくのです。
   
   
   
ホコ
   
   
   

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