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生き残り戦略とは?

小さい頃から、疑問に思っていたことがあります。
 
それは、ウメとサクラはなんで一緒に咲かないんだろう・・・ということです。
 
そうならもっと、春だ~!!っと感じられるのに・・・と。
 
でも、調べてみると東北地方や北海道などの寒い地域では、一緒に咲く事もあるようですね。
 
 
そもそもウメとサクラは、両方とも「バラ目・バラ科・サクラ属」と同じ仲間です。
 
それなのに私の暮らす東京では、一緒に咲いているのはほとんど見かけません。
 
なぜだろう・・・
    
 
 
まずウメとサクラの違いは、
 
開花時期:東京ではだいたい、ウメは1月末~3月上旬頃、サクラは3月末~4月中旬頃に咲いている。
 
樹高:一般的にサクラより、ウメのほうが低い。
 
花のつき方:サクラは枝の先、ウメは枝の根元につく。
 
果実:ウメの実(青梅)は有毒だが、サクラの実は鳥が食べる。
 
香り:ウメのほうが、サクラよりも香りが強い。

 
種によって違いはあるかもしれませんが、こんなところでしょうか。
 
 
そこで色々推測してみました。
    
まず私は、ウメがサクラに比べて寒い時期に開花するのは、ウメの生き残るための戦略なのだろうと感じました。
 
花粉を運んでくれる虫が少ない時期に開花している分、ウメはサクラに比べて子孫を残す上で不利に見えますよね。
  
でも、こう考えるとウメは、花粉の媒介者として虫ではなく、冬にも活動している鳥を選んでいるように思えませんか?
 
鳥がとまって蜜を吸いやすいよう根元に花をつけたり、甘い香りで鳥たちを誘ったりなど、鳥達に向けてアピールしているように。
  
P2172207_2もし虫を媒介者とすると、暖かくなって他の花がたくさん咲いたときに、媒介者をめぐる競争は一層激しくなってしまいます。また、他の花との交雑もおこってしまうかもしれません。
  
だから、開花時期は寒い時期の方がウメにとっては都合がいいのではないでしょうか。

   
  
  
本当のところはウメに聞いてみなければ分からないかもしれませんが、色々植物達の生き残り戦略を推測するのも、楽しいですよね。
  
長い長い進化の過程で、様々な種が誕生したわけですから、そのおかげで私達は季節を感じ、楽しむ事が出来るんですよね。
  
生きもの達に感謝です。

    
ホコ
 

    

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