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企業と生物多様性

エコプロダクツ2009、今年も無事終えることが出来ました。

   
   
私は、初日に人と自然の研究所のブースにて、ご案内をさせていただきました。
   
私たちのブースでは活動の紹介だけでなく、関わらせていただいている学校ビオトープで捕獲したヤゴの展示もしました。
  
    
初日で平日という事もあり、社会見学で来ているたくさんの子ども達がヤゴを顕微鏡で見て、触ってと、興味を持ってくれました。
   
ビオトープに興味を持って声をかけてくださった方々にも、私たちの活動について、聞いていただけました。
 
     
このイベントだけの事ではありませんが、ブースでお手伝いをしていると、やはり人に伝える事は難しいなぁ、と毎回反省します。
  
うまく言えませんが、こちらが伝えたい事を、相手がほしいと思う情報になるべく沿いながらも伝える…。
  
限られた時間で、お互いに満足できるようにするのは、本当に難しいですが、相手の方に教えられる事もたくさんあって、やりがいを感じています。
   
今回お話できなかった皆さんも、次回のイベントでは是非、お話させてくださいね!

    
   
   
個人的には、生物多様性保全をCSR活動として行っている企業をいくつか見て回りました。
  
各企業が何に責任を感じ、そのためにどんな活動を行っているのか、ほんの少しずつですが、説明を受けました。
   
その中で感じたことは、現在は、ほとんどの企業が各企業単位で活動を行っているようだということです。
   
ですから私には、各企業の活動は、それぞれが必要とする資源を守るための活動で、「生物多様性保全」とは、違うように見受けられました。
   
ですが、今後いくつかの企業が連携をとって広い範囲での保全活動を展開していければより、多様な生物の暮らせる環境を保全していけるのではないでしょうか?
   
それでも、少しずつですが、生物多様性保全の重要性が理解されてきていて、今後の企業の活動に期待していきたいな、と思えました。

   
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ホコ
     

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エコプロダクツ2009

12/10~12東京ビッグサイトで「エコプロダクツ2009」が開催されます!!!

 

11回目を迎えるエコプロダクツ展。

今年も食品、飲料、製紙、自動車など、800以上もの多種多様な企業、団体などが参加し、それぞれが行う、環境を、日本をよくするための取り組みを紹介しています。

 

もちろん、人と自然の研究所も出展します!!!

NGO・NPOコーナーにある、人と自然の研究所ブース(6ホールN-081)では、ビオトープを活かした活動の紹介や、天然由来成分100%の環境に配慮した石けん、シャンプーなどの販売を行います。これらの売り上げの一部は‘森’‘川’‘野生動物’を守る活動を行う団体に寄付されます。

ビオトープの視点での自然再生活動をたくさんの人々に伝えていきたいと思っておりますので、是非、声をかけてくださいね!

   

また、このイベントは様々な企業のCSR活動について、それぞれの担当の方に直接質問などもできる、よい機会でもあります。

さらに、来年名古屋で行われる「生物多様性条約第10回締約国会議」(COP10)へ向けて、生物多様性への関心も高まってきており、そういった展示をしているブースも年々増えてきています。

Pc120081 ビオトープを活用した仕事を獲得していくためのヒントも、たくさんあると思います。
   
皆さんも、是非足をお運び下さい。

   

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<エコプロダクツ2009>
   
■日時 2009年12月10日[木]~12日[土] 10:00~18:00

   (12日[土]は10:00~17:00)

■会場 東京ビックサイト[東展示場 1~6ホール]

■イベント詳細

  日本最大級の環境展示会 エコプロダクツ2009

    

    

    

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アファンの森秋期水生生物調査

11月21日からの三日間、財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団から委託を受け、長野県にあるアファンの森に水生生物調査に行ってきました。

  

C.W.ニコル・アファンの森財団は、荒れ果てた放置林を様々な生きものが暮らせる森に再生する活動をしており、トラスト募金により少しずつ森を広げています。

  

2006年から夏と秋の年2回行っているこの水生生物調査は、アファンの森が地域の生きものにとってどのような役割をもっているかを確認する事を目的としています。

  

ですから、調査地点はアファンの森の中にある水路や池の4地点と、比較対象として近隣にある鳥居川の3地点としています。

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調査方法は、タモ網で水底の落ち葉や土、石ごと40回ずつすくう、定量調査を行いました。

水生生物たちは、土の中に隠れていたり、水際の水草や、水底の落ち葉や石にしがみついていたりなど、生きものによって好む環境が違うので、範囲内の様々な場所に網を入れます。

その後、まずは網に入ったものを生物と無生物に選り分ける、ソーティングという作業をします。

それから、実体顕微鏡を使って種の同定をしていきました。

 

今回の調査でも、カゲロウ、カワゲラ、トビケラや、トンボの幼虫であるヤゴなどたくさんの水生生物を確認する事ができましたが、1年前に森の中の池のかいぼりを行っていたり、また、鳥居川も大水で水流が変わっていたりと、攪乱による影響で確認された種にも多少変化があったように思いました。

 

この調査結果が、更に多様性に富み、かつ、たくさんの生きもの達が安心して暮らせる森づくりに一役買ってくれたら嬉しいです。

  

ホコ

  

  

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