16万羽!



マガンを見に宮城県大崎市にある蕪栗沼に行ってきました。

蕪栗沼とは、約150haの面積を持つ、大部分がヨシやマコモに覆われている湿地で、天然記念物マガンの国内最大級の越冬地です。

平成17年には、ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)の登録湿地になりました。
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早朝、蕪栗沼から飛び立つマガンを見に行きました。

 

人生初のマガンとの出会いだったのですが、予想以上の大きさにびっくりしました。羽を広げると150cm程の大きさになるそうです。



私が行った時は3月中頃と時期が遅かったので、マガンはシベリアに向け移動を始めていて、見られた数は7080羽と少なかったのですが、今年はなんと、最大1516万羽が飛来したそうです!!

 

2万羽でも、マガンがいっせいに飛び立つ時、空を黒く覆い尽くし、マガンの鳴き声に圧倒されるという話を聞いていたのですが、16万羽とは……全く想像がつきません!

 

マガンや多くの水鳥が、安心して暮らしていける今の蕪栗沼や周辺の田んぼがあるのは、その地に住む多くの方が人間だけでなく、他の生きものたちの気持ちも考え行動し、生活をされてきた賜物なのではないかと感じることができました。

 

小さな1羽が集まり大きな集団となり、それが大きな力や感動を生む。

 

私自身もまだまだ未熟で、一人では何も動かすことはできないですが、周りの多くの方たちと協力し行動していく中で、自分の想いを伝えていける仕事をしたい、と、マガンの観察を通して思いました。


シロ

 

 

 

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霜柱と土の中

今年の寒さは厳しいですね。
   
   
地球温暖化ってなんだったっけ?なんて、忘れてしまいそうなくらいです。
   
   
私の暮らす東京世田谷では、雪こそ滅多に降りませんが、毎朝花壇に霜柱ができています。
   
   
子供の頃は、霜柱をざくざく踏んで歩くのも冬の楽しみの一つでしたが、最近では霜柱ができるような道は、近所に見かけなくなってしまいました。
   
   
   
   
   
霜柱がどうやってできているか、皆さんはご存知でしょうか?   
   

Photo地表の温度が0℃以下まで冷えると、地表の水分を含んだ土が凍ります。
そして、地中の水分が土の粒子の隙間をストローで吸い上げられるように上がって、冷やされて凍ることを繰り返すと、霜柱ができます。
   
   
砂や、粘土など、土壌の種類によって粒子の細かさが違いますが、関東ロームと呼ばれる関東の土は、実は霜柱のできやすい土なんだそうですよ。
   
   
また、踏み固められた場所では、土が持ち上がりにくく霜柱ができにくいようなので、うちの近所では土が柔らかい花壇でできているのでしょうね。
   
   
   
   
   
では、こんなに地表が冷えていて、土の中で冬眠する虫などは生きていけるのでしょうか。
   
   
でも、毎年春ごろから、虫たちは元気な姿を見せてくれています。
   
   
よく、「土の中は温かいから・・・」なんて聞きますが、本当なんでしょうか?
   
   
実は、地中10cm程の温度は、平均気温に比べて1~2度しか温かくないんだそう。
   
   
では、なんでそんな場所で冬眠なんて・・・と思いますが、さすが虫くんたち。
   
   
なんと、土の中は一日の温度変化が殆どないんです。
   
   
朝晩の冷え込みや、日中の陽射しがきつくても、一日の地中温度の変化は1度前後しかないんですって。
   
   
これなら、冬支度をすませたいきものたちなら、春までの長い冬眠生活を乗り切れるのかもしれませんね。
   
   
また、地中10cmでは夏や冬など年間の温度変化はありますが、地中10~15mになると、年間を通して温度変化がなくなるそうです。
   
   
この地中熱をエネルギーとして利用しようという試みもあるんですよ。
   
   
   
   
   
長い時間をかけてその場の環境に適応し、生き残ってきたいきもの達。
   
   
彼らが暮らす地中には、まだ知られていないことがたくさんあるのかもしれません。
   
   
厳しい冬も乗り越えてきた彼らの暮らしには、まだまだ学べるところがいっぱいありそうですね。
   
   
   
   
   
ホコ
   
   
   

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2012年は・・・

早いもので、もう1月も残りちょっと。

更新があいてしまいましたが、また少しずつ書いていきますので、本年もよろしくお願いいたします!

   

人と自然の研究所の事務所は、東京の中でもたくさんの若者が集まる「渋谷」という街の、少し奥まった場所にあります。

こんな都会にも、実はたくさんのいきものが暮らしています。

「いきものの生息空間」のことを「ビオトープ」といいますが、都会にも緑道だったり、公園の芝生や樹木だったり、学校の池だったりと、それぞれはとても小さいですが、「ビオトープ」は存在します。

そんな小さな「ビオトープ」でも、ひとつひとつを良くすれば、利用するいきものが増えます。

そして、利用しているいきものが移動できる距離に「ビオトープ」を増やせば、それぞれの「ビオトープ」を行き来するいきものたちの繋がりができて、離れて孤立しているビオトープにも繋がりが生まれます。

繋がりができることで、それらをひとまとまりの大きな「ビオトープ」と考えることができます。

こんなふうに、都会の小さなビオトープでも、ネットワーク化できればいきものが今よりももっと暮らしやすくなるんです。

   

人と自然の研究所は、今年も東京渋谷という大都会から、ビオトープの視点での自然再生活動を行っていきます!

いきものの気持ちになって、人もいきものも一緒に暮らせるビオトープの国を目指し頑張りますので、2012年も宜しくお願い申し上げます。

皆さんに参加していただけるようなイベントの発信もこのブログで行っていきますので、ご期待くださいね!

   
   

ホコ

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エコプロダクツ2011に出展します!

早いものでもう師走、この時期がやってきました。

   
今年も人と自然の研究所は、C.W.ニコル・アファンの森財団とともにエコプロダクツ2011に出展します!

 

人と自然の研究所のブースは、第4ホールのNGO・NPOコーナーのN-94
   

Rimg7675 今年も、当研究所が開講している「ビオトープ管理者養成通信講座」のご案内や、学校や企業と取り組むビオトープを活用した自然再生事業をご紹介していきます。
   

私たちの活動を、たくさんの人たちに知ってもらえるよう、スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております!
   

また、天然由来成分100%の環境に配慮した石けん、シャンプーなどの販売も行っています。
   

これらの売り上げの10%は‘森’‘川’‘野生動物’を守る活動を行う団体に寄付しています。
   

パチパチと静電気がおきやすい今時期ですが、私はこのシャンプーを使うようになってから全く気にならなくなったんですよ。※注)あくまでも、私個人の感想です。
   

このシャンプーはお試し用のトライアルセットもありますので、ぜひ皆さんに実感していただきたいです!   

 

エコプロダクツ2011では、国連が定める国際森林年の今年、全国各地で豊かな森を育む取り組みを紹介する「森林からはじまるエコライフ展2011」というゾーンがあります。
   

こちらでは、木の温もりを感じられるような趣向を凝らしてあるとのこと。
   

また、人と自然の研究所のお隣り、C.W.ニコル・アファンの森財団のブースでも、財団が行う森の再生活動を紹介しております。こちらにも、ぜひお越しください!
   

この機会に皆さんも森と親しんで、森のことをもっと知っていただけたらと思います。
   

また、3月の震災を受けて復興に邁進する企業や、団体を紹介するブース、再生可能エネルギーに関する最新情報などを紹介するブースもあります。
   

また、生活雑貨など、身近な商品のご紹介ブースや、トークショーなど気軽に楽しめるものもあります。   

 

環境関連最新情報が満載の、このエコプロ。
   

私はいつも、あまりの情報量に圧倒されてお腹いっぱいになってしまうのですが、皆さんはそうならないよう、森や生物多様性について知るとか、エネルギーについて知る、若しくはこのブースが見たい!など何かしら目的があるといいかもしれませんね。
   

また、会場内をガイドさんと一緒に見て周るツアーなどもあるので、予約するのもいいかもしれません。
   

このイベントを通して、たくさんの人が環境問題に興味を持ち、自分の暮らしを見つめなおすきっかけとなればいいな、と思います。
   

 

 

ホコ
   

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

●エコプロダクツ2011

日時:12月15日(木)~17日(土)

    10:00~18:00 (最終日は~17:00)

会場:東京ビックサイト

入場:無料(事前登録をするとスムーズに入れます)

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谷戸山公園まつりに出展しました!

11月27日は県立座間谷戸山公園にて、谷戸山公園まつりが開催されました。

11yatfes01 もちつきにお囃子、自然体験やバウムクーヘン作りなど、普段からボランティア等で関わる団体の方々が谷戸山公園の活性ために出展し、公園内は一気に賑やかになります。




 

11yatfes04その中で私達は、現場研修会の参加者が主体となり、市民参加型のプログラムを実施しました。プログラムは「どんぐりコロコロ」、「土の中を探険しよう!」、そして「森の紙芝居とペレットストーブ実演」の3つです。テントの受付を拠点に、おまつりに遊びに来た子どもたちに声をかけて、プログラムへ誘います。

11yatfes05_3 「どんぐりコロコロ」では、どんぐりを拾いながら谷戸山公園内を歩き、どんぐりが動物に運ばれて遠くに移動することや、木にはそれぞれ好みの環境があること、明るい環境が好きな木や、人が手を入れてきた明るい雑木林を維持するためには伐採も必要だということを、クイズラリーを通して知ってもらいました。

11yatfes06_4 2回のプログラムで、大人と子ども合わせて40名近くの方が参加してくれました。






11yatfes07_2 プログラムの最後には、クイズの正解の特典としてどんぐりの粉とハチミツで作ったどんぐりクッキーの試食と、どんぐりや木の枝、手芸用モール、ビーズなどを使ったクラフト作りをしました。



11yatfes08_2 子どもたちは大人が想像つかないようなものをどんどん創り、ステキな作品がたくさん出来上がりました。

 








11yatfes09_2「土の中を探険しよう!」では、普段は見ることのない落ち葉でおおわれた土の中の世界を見てもらいもらいました。




11yatfes10_2 落ち葉の下の土を採って近くでよく見てみると、小さな生き物たちが顔を出します。





11yatfes11_2地味なようですが、いざ観察をはじめると興味津々に楽しんでくれました。





11yatfes12_2 観察の後は、土の中の生き物が栄養豊かな土を作っていること、そしてその豊かな土が人間を含めた多くの生きものの生活を支えてくれていることを、絵や模型を使って説明しました。






11yatfes13_2 「森の紙芝居」では、日本の森が今抱えている問題や、森に人が手を入れることの大切さ、木材資源の有用性などを伝えました。





11yatfes14_2 内容自体は簡単なものではありませんが、わかりやすい言葉を使い、伝え方を工夫することで、大人の方だけでなく子どもたちも真剣に聞き入ってくれました。




11yatfes15_2 紙芝居の横では、ペレットストーブでピザを焼いて配り、森の資源の活用を体験してもらいました。ペレットストーブはバイオマス燃料である木質ベレットを使うストーブです。






 

11yatfes16_2ご存知の方は多くいましたが、実際に見るのは初めてという方がほとんどで、使い易さや火力の強さを知ることができて好評だったようです。





このように、谷戸山公園まつりへの参加は、研修会の参加者が自らプログラムを考えて運営することができ、市民の方とも交流できる貴重な機会となっています。 “伝える”という技術の習得には、現場での経験が欠かせません。興味のある方は、ぜひ来年ご参加ください。

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気候変動枠組条約って・・・?

南アフリカでCOP17が開幕しました。

   
・・・って、この間COP10じゃなかったっけ?COP17って何?なんてお思いの方も少なくないのではないでしょうか?

   
かく言う私も、ビオトープの勉強をするまでは何のことやらさっぱり?でした。

   
まず、COPというのは、条約を締結した国同士で行う会議「Conference of Parties」の略です。

   
そして去年行われたCOP10は、生物多様性条約第10回締約国会議のことで、今回のCOP17は気候変動枠組条約第17回締約国会議のことを指します。

   
ちょっと、ややこしいですね。
   

この「COP17」ですが、簡単に言うと地球温暖化対策について世界の国々で話し合う会議です。11月28日から2週間行われている今回の会議には、およそ190の国と地域が参加しています。   

   

では、この「気候変動枠組条約」の言葉を聞いた事がない方でも、「京都議定書」は聞いた事があるのではないでしょうか?
   

2008年から2012年の間に二酸化炭素など6種類の温室効果ガスを先進国全体で削減することを義務付けることを定めた京都議定書は、2005年に発効されました。
   

削減率は、1990年から比べて全体で5.2%、先進国はそれぞれの国毎に削減目標が設けられ、法的拘束力もあります。
   

でもこの議定書には、アメリカのように先進国でも離脱している国があったり、排出権取引といって、削減目標を達成している国がもっている目標値以上の削減分を、未達成の国がお金を払って譲ってもらうことができてしまうなどと、本当に地球温暖化を止める気があるのかと疑う部分が見受けられます。
   

他国の努力をお金で買って、自国の不足分を補えてしまう対策では、地球全体の温室効果ガスの削減になっていないのは、誰が見ても明らかです。   

   

6日に閣僚級会合が始まりましたが、今回の交渉は先進国のみしか削減目標のないこの京都議定書の約束期間を延長する方向で進んでいるようです。
   

延長の条件として、今後途上国、新興国を含めた新しい枠組みの発効をEUが要求していますが、途上国、新興国からは反発があるようです。
   

また、日本もすべての国が状況に応じて削減の義務を負う新たな枠組みの提案をするなど、各国の交渉が続いているようです。
   

確かに先進国は、今までの経済成長の過程でたくさんの化石燃料を使い、大量のCO2を排出し、この便利な暮らしを獲得してきました。
   

ですから途上国、新興国が、温室効果ガスの問題があるのは先進国のせいでしょ!と言いたい気持ちも分かりますが、中国などの新興国が排出している大量のCO2を見逃す事はできません。
   

各国とも国益が大切なのも分かりますが、地球全体の温度が刻々と上がっているのは事実です。
   

現在も、温暖化の影響とみられる異常気象で、集中豪雨や洪水の被害にあっている地域があります。
   

このままの地球があってこその、各国の国益のはずです。
   

手遅れになる前に、真剣に地球の未来をみつめて、実のある話し合いを進めてほしいですね。
   

みなさんも、京都議定書をとりまとめた議長国でもある日本のCO2削減の取り組みや、約束期間まで約一年となった現在の削減目標達成状況などを調べてみてはいかがでしょうか。
   

   

ホコ

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谷戸山公園まつりに出展します!

来る11月27日(日)神奈川県立座間谷戸山公園にて「谷戸山公園まつり」が開催されます。 


当研究所では座間谷戸山公園で毎月現場研修会を行っていますが、ビオトープ管理士として市民の方が楽しみながら自然への理解を深めるきっかけづくりとして、体験型のプログラムを提供します。



Rimg7607_2 当日はドングリ探しをしながら森を知るプログラムや、ミクロの土の中の世界を探検するプログラムを実施する予定です。





Img_2182 また森の資源を活用した「きりん君Ⅱ」のデモンストレーションや人と森とが仲良くなれる紙芝居もあります!




当日はその他にも世代を問わず楽しめるイベントが盛りだくさん!

お餅ややきいもなど秋の恵みを存分にいただける内容となっていますので、ぜひご家族の皆さまでお越しくださいね!


県立座間谷戸山公園HPはこちら

昨年度のポスターチラシ

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青山まつり(つづき)

10月22日(土)、23日(日)は青山まつりに参加し、人と自然の研究所では「土地の記憶プロジェクト」として、青山の街を生きものの視点で見直すためのビオトープワークショップを行いました。

(詳しくは前回ブログ、青山まつりに記載しています)



2日目は青山中学校のビオトープ造成です。


Pa232202 ビオトープを作る上で大切なのは、人の目線で環境の善し悪しを決めるのではなく、生き物の目線ではどんな環境が必要かを考えることです。

午前はしっかり1時間かけて、生き物の気持ちになるにはどうしたらいいのか、講師から参加者の皆さんに話しました。


休憩を挟み、午後はいよいよ造成です。

Imgp0938 中学校敷地内の小さな林の中、何もないところから池型ビオトープを作っていきます。

まずは池部分の土掘りです。

なかなかの力仕事ですが、青山高校の男子生徒の皆さんがこの日も大活躍で、楽しく作業は進みました。

Imgp0947 ある程度池の深さが出てきたら、測量器を使い池の深さや、縁の高さが水平かどうかを確認します。

平らに見えている地面も水平でないことが多いため、水を張る水辺ビオトープの造成には欠かせない作業です。



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根や異物の除去を行った後、シートを被せ、シートの上に赤土を盛って踏み固めていきます。

少しずつ念入りに踏み固め、池の土台は完成です。

Imgp0966 土台が終われば、植栽をしていきます。

セリ、ミゾソバ、サンカクイ、セキショウモなど、多摩川産の水草を使い、どこにどの植物を植えればいいかを考えながら、水際のラインに沿って植え付けます。

植栽を終えれば最後に水を入れて、ビオトープの完成です!    

Img_1083Imgp0993







左は作業前、右は作業後です。

半日の作業により、あまり日が当たらない林が、生き物のすみかとなる可能性がある水辺へと変わりました。


このように、土地の記憶プロジェクトでは青山の街にビオトープを増やし繋げることで、1つひとつの点を線に、線を面に変え、やがて青山通りを生き物の通える道にすることを目標としています。

地域の人たちや青山に訪れる人達と一緒に、都会に暮らす小さな命のことを考えていける貴重な場です。

ご興味を持って下さった方は、ぜひ来年は青山まつりやワークショップに遊びにいらして下さい。

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青山まつり

10月22日(土)、23日(日)は青山まつりに参加させていただきました!

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青山通りを起点とした四つの商店会が地域活性のために協力し合い、長年に渡って取り組まれてきた青山まつり。

今年は「よみがえれ日本」をテーマに、東北各県の復興への願いを込めた「復興祈願 青山ワールドパレード」や「復興支援 青山ワールドマーケット」なども行われ、出展団体の数も、商店会の皆さんの活気も例年以上です。

人と自然の研究所では、「土地の記憶プロジェクト」として、青山の街を生きものの視点で見直すためのビオトープワークショップを行い、商店会の方や地域の方、企業の方、学生や子ども達など、多様な方々にご参加いただきました。

 

土地の記憶プロジェクトは今年で3年目、一昨年は青山小学校、昨年は青山高等学校で池型のビオトープを作りました。

青山まつりの2日間では、それら2つのビオトープの観察や改修、そして青山中学校の新たなビオトープの造成を行います。

2日間の内容・様子をお伝えするため、1日目、2日目と2回のブログに分けてご紹介したいと思います!

1日目の午前は青山小学校のビオトープの改修です。

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このビオトープでは、子どもの踏み込みによりシートの下の土が踏み固められ、土手が下がってしまったことにより、水が外に流れ、池に水が溜まらなくなってしまいました。

池全体が浅くなってしまうと、水の管理が大変な上に、草が生えやすくこまめな草抜きも必要です。

さらに、暮らせる生きものも減ってしまいます。そこで、これらを改善させるための改修作業を行います。

Pa222145_2 目的や内容の説明後、小学校に移動し、作業を始めます。
昨年・一昨年に続き、(株)リコーの社員の皆さんが、雨の中大活躍でした。


池を支えているシートの縁をめくり上げ、土をシートの下に詰め込むことで、土手の高さをあげ、池の深さを取り戻します。

また、水草が池全体を被っていたため、水草が生えている部分と開けている部分ができるよう程良く間引きました。

こうすることで、小さな面積の中にも単一でない環境ができ、やって来る生き物も変わります。

抜いた水草は捨てるわけではなく、青山高等学校、青山中学校のビオトープの植栽に使います。

午後は青山高等学校のビオトープでの補植です。

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青山高等学校のビオトープは昨年造成してから水草の育ちがあまり良くありません。

そのため、青山小学校での作業時に抜いた水草を利用して、植栽を行いました。

種類は、セリ、ミゾソバ、サンカクイ、セキショウモなど、すべて多摩川産の水草です。

 

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講師の説明を聞いた後、早速作業をはじめ、今度こそよく育つように、しっかりと根を植え付けました。


参加者の多くは青山高等学校の男子学生の皆さんでした。


今回自分達で手を入れたことで、今後も登下校時などにビオトープを気にかけて下さるのではと、期待してしまいます。


2日目に続きます

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冬支度

前回のブログで、タンポポの冬支度のことに触れました。

   

Img_9610 葉を地面に接するように伸ばして越冬するのですが、ちょうど、そんなタンポポを見かけました。

   

このようなタンポポの姿を、ロゼットと言います。

   

都会では、よくタンポポがコンクリートの隙間から生えているのを目にしますが、写真のような光を競合する相手がいない場所であれば、この時期でも光合成をして栄養を蓄えることができるんですね。

   
   
   

冬支度をするのは、もちろん植物ばかりではありません。

   

Img_22511 近所の公園では、葉の間に身を寄せる、シロホシテントウを見かけました。

   

昆虫は卵や蛹などで越冬する種が多いですが、テントウムシは成虫で越冬するものが多いです。

   

このように、物陰で身を寄せ合って集団で越冬します。

   

休眠する個体もいますが、中には、冬の晴れた日に日向ぼっこするものもいます。

   

成虫で越冬したテントウムシの産卵は、餌となるアブラムシが活動を始める春先に行われます。

   

そして、アブラムシを食べて育ったテントウムシの幼虫は、晩春には成虫へと成長できるのです。

   

進化の過程でテントウムシの選択した戦略が、成虫越冬だったのでしょうね。

   
   
   

さて、週明け頃から寒くなるようです。

   

人間のみなさん、冬支度は整っていますか?

   
   

ホコ

   
   

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